2007年8月15日水曜日

ライラック製作~①先頭車の試作

今回、ボディを紙で作るという事で、中間車は箱組みだけですむ(他にも色々あるが)のに対し、先頭車はスラントノーズの表現が難しく、まず先頭車を試作する事にしました。

簡単なテストピースで大まかな工法を選んだ結果、前面はケント紙をカーブさせ、上部(運転席まわり)はパテで埋める事にしました。

車両の時代設定としては、ポリカ補強が始まった2000年以降でありながら、シングルパンタグラフへの置き換え(2006年~?)より前の姿を再現しようと思います。

普通の窓の表現ならば、くり抜いたボディの裏側から塩ビ板を貼るだけですが、ポリカ補強の表現はかなり悩みました。

結局、0.2mm厚のプラ板を窓補強板の大きさに切り出し、フレーム部分以外(要は窓)をマスキングして、ボディに貼り付けて一緒に塗装する事にしました。


うまくいくかは、色を塗ってみなければ分かりません。


箱組みした後です。

ここで先頭部の設計エラーに気づきもう一度作り直す事に……あぁ。

完成後の姿をわかりやすくするために、パテでコピーしたキハ183の運転席を乗っけてます。

2007年8月10日金曜日

ペーパー「ライラック」製作を始めるにあたり

781系は北海道向けに設計・製造された最初の特急型電車だそうで、私自身も旭川への旅行の際に「ライラック」、また朝の小樽札幌間の「ホームライナー」で何度もお世話になりました。 (下の写真は同系列の特急「すずらん」2006年撮影)



かなり長い間走りつづけてきたこの車両もこの秋で引退・廃車となるそうで、ぜひともNゲージ車両として自分の手元におきたいと思ってはみたのですが、製品化されているものは価格が2万円前後と非常に高価で、「少しでも安く」をモットーとする私は購入をあきらめるしかありませんでした。

ところがある日、鉄道模型のジャンクセールにて、同じ系統の台車を使った電車の模型が1両200円(動力車も!)で売られており、「床下を流用してボディをペーパーで作ってしまえばいいじゃないか」という悪魔のささやきによって4両を即購入・解体することとなり、この悪戦苦闘が始まったのです。

幸い、中間車の方は以前に型紙の製図だけを行ったペーパー製キハ183系気動車計画のものを流用できるのですが、先頭車の運転席周りの形状や、屋上機器をどうするかなど、課題はまだまだ山積しています。

2007年8月2日木曜日

祝・開業

ようやく自分のブログを持つ事ができました。
かなり偏った趣味な上に、気が向いた時に書き込むので、更新頻度は低めですが宜しくお願いします。

「少しでも安く」をモットーにしており、製品が高ければ自作、自作が無理なら製品でも中古を、とケチケチしております。

製作を続行しつつ、過去の制作記を載せる事も検討中。